8月のホームゲーム3試合は「夏の維新劇場」。上位浮上に向けて、絶対に負けられない試合が続きます。「夏の維新劇場」開幕に向けてお届けする『夏の維新劇場特別編「夏の誓い」』。第3弾は、21.廣木雄磨選手に夏の試合への意気込みを聞きます。
廣木選手は前節・岡山戦の当日に25歳のバースデーを迎えたばかりの「夏男」。現在はウイングバックを任されることが多く、攻撃にも積極参加。陸上選手だった奥さんの力添えで昨年以上にトップスピードを伸ばし、チャンスを作る機会が増えています。持ち前の強いディフェンスと落ちない運動量を活かして夏の戦いに挑む、廣木雄磨選手の夏の誓いです。
--奥さんの支えが力になっているんですね。 はい。でも、作ってくれた弁当をロッカールームで食べていると、コースケ(小野瀬)とかが「ちょうだい」って言ってつまんでいくんですよ。そして、「おいしいって言っておいて」って(笑)。お昼の弁当はサラダ、果物、おかず、おにぎりが何個か、パックで4つくらいですね。自分一人だと少なくなってしまいますが、栄養も考えて作ってくれています。
--体のケアのために、移動にはマットを持ち込んでいるそうですね? かなり前から持ち込んでいますね。空気式のマットなんですが、使うと長い移動でも疲れにくくなるんです。飛行機移動の時も持って行くときがあります。
--いまカルロス監督から求められていることは? サイド攻撃を意識することと、サイドチェンジしたらスピードを持って攻撃して欲しいとは言われています。相手のサイドの選手を自由にやらせないようにという指示もあります。いまのシステムは3バックで、自分自身のポジションはウイングバック。4バックよりもちょっと前めになりましたが、運動量という点では変わることはないですね。やっぱり走ります。
--夏の維新劇場では、廣木選手自身のゴールも見てみたいです。 はい! 岡山戦も前半に一つありましたが、縦にもうちょっとトラップできていたら行けたと思いました。そういうところも狙っていきたいですね!